今年始めの集計で今泉には188世帯、668名の皆様が暮らしています。それが13の班を構成しています。各班ではモツ焼きや新年会等のイベントを通して交流し、絆を深めています。
一方で、今泉には有志で構成する各種団体があります。三神会、有志会、民俗芸能保存会、五紋会、老人クラブ等です。それらが年間を通していろんな場面で活躍し、楽しく住みよい集落作りに貢献しています。
人と人との結びつきが強く、共同の力が発揮できる集落、それが今泉です。
(2016年 今泉区長)
大石神社
天慶元年(938)創立と伝えられている。
御祭神は、底筒男命、中筒男命、表筒男命。
境内の「大石」は小黒川と破間川の合流点にて掘り起こされ、明治20年3月に雪の上をソリに載せて運ばれてきた。
毎年8月15日は大石神社秋季大祭。
昼は青壮年有志会による御神輿が地域を練り歩き、夜は境内で盆踊り。よいよーォーさー
観音堂
寛永元年(1624)に個人の内鎮守として建てられた。天明五年(1785)に焼失したが、天明七年(1787)に再建され真福寺と今泉の共同管理となった。
隣接する明田川記念公園は「医者どん」こと明田川家より旧屋敷敷地の寄付をうけ整備された。
毎年8月17日の夜は観音様で盆踊り。
今泉にはこんな言伝えがある。「17日の夜は雨になる」。
観音様の盆踊りはなぜか雨のことが多い。日照続きの年なら恵みの雨でうれしいのだが、雨が降ると人出が少なく寂しい夜となってしまう。
石神さま
境内にはそれぞれ個人で祭っている石神様、稲荷様、八海山、御嶽山等々がある。今泉島地区の人々の集会場であり遊び場である。
さいの神
1月中頃に行われる小正月行事。
今泉青壮年有志会青年部メンバーを中心に、前年秋のカヤ刈りから始まり、雪を踏み固めての会場整備、当日は朝から昼にかけて準備をする。抽選会や宝探し、振る舞いの酒や豚汁等があり、また、各自持参の餅やスルメを焼き、無病息災、五穀豊穣等々を祈願する。
魚のつかみどり
8月お盆の行事。今泉地内を流れる日付川を利用しての「魚のつかみどり」。
参加者の年代別に仕切られた川の中にニジマスやアユが2、3回に分けて放たれ、中にはバケツいっぱいに獲って帰る人も。幼稚園くらいの子どもたちには金魚すくいも用意。大人も子どもも大いに楽しめる真夏の一日。